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スレッド「今日学んだこと(TodayILearn):イスラム黄金時代、科学者は現在のプロスポーツ選手と同じくらいの給料を貰っていた」より。
(海外の反応)
1 万国アノニマスさん
今日学んだこと(TodayILearn):
イスラム黄金時代、政府は科学者に現在のプロスポーツ選手と同等の賃金を支払っていた
イスラーム黄金時代:1258年のバグダードの戦いまで続いたアッバース朝時代の呼称。アッバース朝の学問に対する姿勢は「学者のインクは殉教者の血よりも尊い」といった、知識の価値を強調するクルアーンの訓戒やハディースの姿勢に大きく影響を受けた。アッバース朝時代、アラブ世界は科学、哲学、医学、教育などの知識の集積所となった。アッバース朝は知識人の庇護を行い、バグダードに知恵の館を建設した。知恵の館ではムスリムの学者もそうでない学者もすべての世界の知識を収集し、アラビア語へと翻訳していた。この時代、アラブ世界は古代ローマ、中国、インド、ペルシア、エジプト、ギリシャ、東ローマ帝国から得た知識を集積、大きく発展させ文化の中心地となっていた。(http://ja.wikipedia.org/wiki/イスラーム黄金時代)
2 万国アノニマスさん
3 万国アノニマスさん
イスラム黄金時代はアリストテレスの誕生を夢見てたらしいね
カリフ(支配者)はアリストテレスの著書を全てアラビア語に翻訳しろと命令し
誰であろうと訳者には本と同じ重さの金を与えたという
↑ 万国アノニマスさん
俺の記憶が正しければだけど
現在残ってるアリストテレスの著書ってアラビア翻訳版しかないんだよな
↑ 万国アノニマスさん
現在残ってるのは全て講義ノートって感じだね
主要なアリストテレスの著作は全て失われてる
なおイスラム科学はモンゴル帝国が全て破壊しました
4 万国アノニマスさん
1219年、チンギス・ハーンはホラズム朝(現イラン・イラク等)のやり方に激怒し復讐を決意
息子と孫の代の40年間で図書館の本を全て川の破棄し、
待遇の良かった科学者・詩人・哲学者を皆殺、道路や水道を破壊した
この時の攻撃の余波は約1000年たった現在でもまだ回復していない
↑ 万国アノニマスさん
そこまでチンギス・ハーンがブチギレした理由は何だよ
↑ 万国アノニマスさん
密偵だと疑われたモンゴルの貿易隊商(400人)が皆殺しにされた
その報復として徹底的にホラズム朝は破壊されてしまった
5 万国アノニマスさん
モンゴルが悪い、まったく愚かだよ
6 万国アノニマスさん
歴史におかえる科学を見てると
どれくらい研究や開発に金をかけたかが長期的な成功や国力につながる
そういう点で言えばアメリカはまだまだ凄いし、
驚くべきことに中国の研究開発費はアメリカに匹敵する世界2位だ
7 万国アノニマスさん
この時代の西洋の知識層は存在感が薄くて嫌いだわ
古代ギリシャから直接ニュートンなど近現代の科学史に繋がってると思ってたから大学で習ってて違和感があったくらい
イブン・ハイサムなんか見ると天才としか言えないね
彼について書かれた英語の書籍が子供用の伝記しかないのが何とも言えない
イブン・アル=ハイサム(965年 - 1040年):イスラム圏の数学者、天文学者、物理学者、医学者、哲学者、音楽学者。光学の諸原理の発見と科学実験手法の発展に対し重要な貢献をした人物である。また彼が残した光学に関する書物、レンズや鏡を使った屈折や反射の実験などから「光学の父」ともみなされている。彼の研究は、数多くの実験を行い、そこから帰納法的な推論を用いて理論を打ち立てたことが特徴である。(http://ja.wikipedia.org/wiki/イブン・ハイサム)
↑ 万国アノニマスさん
どんだけ酷い大学に行ってたんだ
俺はアラブ圏の文化貢献を中学校で習ったぞ
8 万国アノニマスさん
数学の歴史も知るべきだね
数学の歴史も知るべきだね
西暦500年だとギリシャ人と中国人しか出てこないが
西暦500~1000年あたりはアラビア人が数学界を支配してる(インド人もちらほらいた)
アラビア語はいくつかの単語を除けば現代人でも文献を理解できるし素晴らしい言語だよ
↑ 万国アノニマスさん
代数学(Al-Gebra)の語源がアラビア語だしな
9 万国アノニマスさん
コーヒーを発明したのもイスラム文明
本を読んでいる時に脳を活性化させたかったから
10 万国アノニマスさん
最初にイスラム教の学校(研究機関)が博士号を導入したんだよな・・・
最初にイスラム教の学校(研究機関)が博士号を導入したんだよな・・・
11 万国アノニマスさん
ジャンタル・マンタルの天文台の写真を見てみるといいよ
ジャンタル・マンタルの天文台の写真を見てみるといいよ
当時の科学にどれだけの予算が使われてたか分かるから
↑ 万国アノニマスさん
インドのラージプート王朝が建てたものだから厳密にはイスラム教徒じゃないけどな
12 万国アノニマスさん
1258年の出来事は二度と忘れてはならない
1258年の出来事は二度と忘れてはならない
バグダードの戦い:1258年にチンギス・ハーンの孫にあたるフレグ率いるモンゴル帝国と当時世界で最も栄華を誇っていたと言われるイスラム帝国アッバース朝との間に起こった包囲戦。モンゴル軍によって攻略された。バグダードはモンゴル帝国軍によって徹底的に破壊され、市内に存在していた知恵の館や数々の図書館に収蔵されていた何十万冊もの大量の学術書はモンゴル軍によって燃やされるか、または、川に捨てられた。これによってメソポタミア文明ならびにイスラム文明が築いた多くの文化遺産が地上から消失した。ムハンマドによるイスラム開教(610年)から連綿と続いていた「カリフ」の系統も殺されて途絶え、市民は皆殺しにされ、その後数世紀間にわたって当地は無人の廃墟となった。(http://ja.wikipedia.org/wiki/バグダードの戦い)
13 万国アノニマスさん
当時は科学はイスラム教の一部だと考えられていた
ビッグバン理論ではなく創世記を宇宙の起源を理解するためのものだと考えていたしね
14 万国アノニマスさん
なお現在はISISによって科学者は殺されます
15 万国アノニマスさん
現在でも核ミサイルを扱える科学者にISISは多額の金を払うと思うよ
16 万国アノニマスさん
この時代と比べると現在のイスラム圏はまさに暗黒期だね…
この時代と比べると現在のイスラム圏はまさに暗黒期だね…
17 万国アノニマスさん
いつかまたイスラム黄金時代が再来すると願うばかりだ
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コメント一覧
科学=戦力=国力だしさ。
欧米時代なんてまだ100年少しくらいしか続いてないんだから、いくつかそれぞれの時代が変わってまた数百年後には順番来るんじゃねえの?
「コーヒー・ルンバ」が脳内で流れたわwww
それ全部泥棒の人件費じゃないのか?
外国人の方ですか?
はっきりいって脅威だ
ポッケナイナイ用かよ
刹那的な利益を求める国民性でなあ
なんの成果も見えてないってのは
中国の開発費はコピー製品の開発費か
流石だな
投資の結果が現れるにしても数十年単位
アメリカがTOPなのは、研究者にとって魅力的な環境が望めて
世界中の人材が集まる好循環が出来てるからなわけで。
日本は官民一体というには官が一歩鈍いよね
オリンピック出場経験のある選手ですら資金難に陥りそうになってるってニュースを最近見たよ
民の方が鈍いと思うんだがすぐ国に補助金もらってやろうとするじゃん
自分の金でやれやと思うわ
日本の歴史教科書とはまったく違って、イスラム関係の記述がやたらと多かった。
簡単に手に入る資料がなくて翻訳のチェックが大変だったわ。
嘲笑してるのは二十年後にかならず痛い目に合う
哀れだな
あのハリボテ国家がそんな殊勝な心掛けしてるわけねーだろw
大半が中抜きされて予算自体も水増し表示で中身はゼロって実態が容易に想像つくわ
中国や韓国が大虐殺が好きなのも大陸国家特有のものなのかな。
そんな奴等ならそもそも盗んで丸パクリ烈火コピーなぞ作らない
どちらかと言うとナポレオンが現れる辺りまでは西欧の方が文化不毛の野蛮と表現できるレベルの残虐な歴史が多いぞ。
十字軍、魔女狩り、宗教戦争、人畜…書き切れないくらい程ある。
現実逃避してる奴が多いからしゃーない。
西洋がましになったのは狂信者の十字軍捕虜に対して
イスラムにおける「奴隷に行う崇高な行為」とされる教育を施したから。
彼らが奴隷服務期間終えて帰国許された時には、西洋基準ではでは魔法使いレベルの
知識人になっていた、彼らによって文明開化が起こったが
キリスト教会が「ルネッサンス」と西洋人の自力でやったかのように歴史捏造した
なんか違うか
しかし不思議なんだけどヒトラーは罪人扱いされてるのにチンギスハーンやアッティラはなぜか西洋で英雄視されてる感があるよね。
米の3大スポーツとか欧州のサッカー選手がどれだけ稼いでるか知らんのか?
この間もパッキャオVSメイウェザーで大騒ぎしてただろ?
オリンピック競技でも国によって競技人口違うんだから、日本で稼げないから云々ってのは視野が狭すぎるわ
殆ど中東やインドから影響受けてただけだもんなw
日本の狛犬も元を辿ればスフィンクスらしい。
どうしてこうなったのやら・・
ホントに惜しいことしたよな~。政治的に日本同様に権威と権力が分離して安定したろうし。
鎌倉武士に感謝w
消滅したギリシャ哲学や科学をイスラムが保存して、それを西側諸国が再発見したから今の科学があるともいえるんだよな
中国だって王朝が変わるたびに知識人を殺したり、前の文化を破壊したりしなければもっと違う形になってたかもしれないのになあ
確かにその通りだけど、キリスト教がなければ近代科学が成立したかは疑問
神がなければデカルトの発想も出てこなかったからね
だから戦いが終わったらそれほど恨まないんやろな
ギリシアローマの思想家は実利的な技能を「魂の価値を下げる」と軽視する傾向があったので、むしろ後退していた可能性がある。意外にもキリスト教会のほうが「神に代わり自然を改良する手段」としての実用的テクノロジーには肯定的だった。ギリシア哲学についても神学の基礎となる学問だからきちんと保存いていたりする。
その勢いで中共も滅ぼしてくれるかもしれん。
日本は相撲取りを大事にしてるから大丈夫。
知恵の館の活動は10代カリフ・ムタワッキルの反動政策以降急速に衰えて
このころは単なるイスラム神学論争の舞台と化してたそうだからな
実学第一のモンゴルから見て魅力的なものじゃなかったろうね。
住民の女子供殺して見せしめに磔とかしてるんですが
生け捕りにして身代金要求とかもよくやってるんですが
45は皆殺しって言っているだろ。
乱捕り程度と一緒にするなよ。
ていうか当時純粋な農民なんていない。ほぼ全員武装してて村の人間に手を出したら報復するようになってる。
>キリスト教がなければ近代科学が成立したかは疑問
それはありえない、イスラムは宗教教義と科学との不統合性を論理的に統合する
弁証論(イスラム哲学)を生み出していた、それをキリスト教がパクってスコラ学と
さも自分自分達が考え出したように歴史捏造、それをデカルトがパクってラテン語のスコラ学を
フランス語で出してさも自分が考え出したかのように以下略。
モンゴルが全て消滅させたから、それまでに西洋に逆輸入された知識と他のイスラム世界に少しだけ残っていた知識だけでしか語られない。
アレキサンドリアの大図書館とバクダットの知恵の館が残っていたら、どれだけ世界史が変わったんだろうね?
そういえばアメリカの推理小説にアレキサンドリアの図書館の書物が消滅前に砂漠に隠されたってミステリーがあってとても面白かったよ
デカルトは内心いやいやながら
神の存在を認めてた感じがあるけどな
それ以降はカイロ(フスタート)や
サマルカンドが科学研究の中心地になるな
しかし文献・論文の収蔵量は知恵の館が
一番多かったし科学者はムタワッキルの
死後には科学者が徐々に戻っているしな
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