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スレッド「日本のカワウソは、女性に化けて人間を殺すという民間伝承のために非常に危険だと考えられていた」より。
日本や中国の伝承では、カワウソはキツネやタヌキ同様に人を化かすとされていた。石川県能都地方で、20歳くらいの美女や碁盤縞の着物姿の子供に化け、誰かと声をかけられると、人間なら「オラヤ」と答えるところを「アラヤ」と答え、どこの者か尋ねられると「カワイ」などと意味不明な答を返すといったものから、加賀(現・石川県)で、城の堀に住むカワウソが女に化けて、寄って来た男を食い殺したような恐ろしい話もある。
広島県安佐郡沼田町の伝説では「伴(とも)のカワウソ」「阿戸(あと)のカワウソ」といって、カワウソが坊主に化けてに通行人のもとに現れ、相手が近づいたり上を見上げたりすると、どんどん背が伸びて見上げるような大坊主になったという。
青森県津軽地方では人間に憑くものともいわれ、カワウソに憑かれた者は精魂が抜けたようで元気がなくなるといわれた。また、生首に化けて川の漁の網にかかって化かすともいわれた。
アイヌの昔話では、ウラシベツ(北海道網走市浦士別)で、カワウソの魔物が人間に化け、美しい娘のいる家に現れ、その娘を殺して魂を奪って妻にしようとする話がある。
中国では、日本同様に美女に化けるカワウソの話が『捜神記』『甄異志』などの古書にある。朝鮮半島にはカワウソとの異類婚姻譚が伝わっている。李座首(イ・ザス)という土豪には娘がいたが、未婚のまま妊娠したので李座首が娘を問い詰めると、毎晩四つ足の動物が通ってくるという。そこで娘に絹の糸玉を渡し、獣の足に結びつけるよう命じた。翌朝糸を辿ってみると糸は池の中に向かっている。そこで村人に池の水を汲出させると糸はカワウソの足に結びついていたのでそれを殺した。やがて娘が生んだ子供は黄色(または赤)い髪の男の子で武勇と泳ぎに優れ、3人の子をもうけたが末の子が後の清朝太祖ヌルハチである。
船員がマナティーを人魚だと間違えたという逸話を思い出した

かわいいモノにはダークサイドがないと駄目なのかな?
ブラジルでもアマゾンカワイルカが女性に変身して夜中に誘惑するみたいな伝承がある
『平成狸合戦ぽんぽこ』と関連しているよね、これ
日本人のハーフだけどカワウソに騙される機会よりも、普通に騙されることを喚起しているんだ
個人的にはカワウソが美しい女性に変身出来て誘惑してきたとしても、私はカワウソを殺さない
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コメント一覧
調べてみたらうちの県にもカワウソの昔話はあったけど、
カワウソがムカついた狐を騙す話だった。
非常に危険という程の、人間相手に過激な話ではなかったけど、
とりあえず狐や狸と同様に「化かす生き物」扱いではあったみたい。
いきものがかりのボーカルのことかー!!!
ここら辺の動物は、人間との距離が近い。つまり、里とヤマの境界にも現われる。
このうち、オオカミとかイノシシの危険性は明瞭だから、お互いに近い距離ながらそれでも距離と保とうとする。他のタヌキなんかは距離と保ったほうが好ましいが、人間がちょかいをだしがち。だからそれを戒める意味もあるんだと思う。もちろん、面白いお話が大好きで、それを作る、あるいはそれを聞いて楽しむことができるということが大前提としてある。そして、そこに教訓めいたものがあれば尚、興味ぶかいものとなる。
> 日本の民俗学上、”危ない”とされる話の多くに美しい女性に化ける能力が出てくる気がする
> 封建制の時代の男はよほど痛い目に遭ってるんだろう
これにもウケたw
動物が男に化けて女性を誘ってくるとかタダの変質者だし、そもそも不審な男には誰もが警戒するものだろうし、「女に化けて騙された」って話が消滅しないのはやはり男ならではだろうねw
もちろんそれを承知した上で一緒になった
後悔することは分かっていたので大きな傷は負っていない
母親が幼い息子に言って聞かせたんだろうね
"大人になっても河原で女に声をかけられたらついて行っちゃいけませんよ!"って
本来の目的のままの言葉で御触れを出しても守らないし多くの者に伝わらない
だからこういう伝承にして面白おかしい話に知れば伝わるし守ろうとする
夜道で声かけてくる女なんて夜鷹がほとんどだろうし、梅毒うつされたら昔は死ぬしかないもんな
くびれや仕草が色っぽい
人間を騙す話があるんだけどな。例えば狼が人間の老婆に化けたり、
蛇が人間を騙して楽園を追放させたりとかな
たしかワニを襲うカワウソもいたはず
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